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唾液は虫歯予防に有効!分泌を促進する方法も紹介 

人生100年時代と謳われる今、歯の健康状態は全身の健康にも影響することがわかり、より一層注目されています。 

本記事では、虫歯と唾液に関して詳しく解説していきます。 

「虫歯と唾液の関係性は?」 

「唾液の分泌が悪いことで起きる弊害はある?」 

「唾液の分泌を促進する方法が知りたい」 

これらの疑問にお答えしていきます。 

そもそも唾液とは

唾液とは、口腔内で分泌される液体のことです。 

主な成分は水であり、消化酵素や抗菌物質、ミネラルなども含まれています。 

唾液の役割は多岐にわたります。 

口腔内の清潔、食べ物の咀嚼や嚥下、口臭の予防、歯の再石灰化など。 

また、唾液は発話にも重要です。 

ここからは、唾液の役割をより深掘りしていきます。 

唾液の役割

唾液は口腔内の清潔さを保ち、食べ物を咀嚼・飲み込むのを助けるのが主な役割です。 

また、口臭の予防や歯の再石灰化にも寄与します。 

さらに、唾液に含まれる消化酵素によって食物の消化を促進し、口腔内のバクテリアやウイルスの繁殖を抑制する抗菌物質も含まれています。 

唾液は発話においても重要であり、滑りやすさや音質の調整にも関与している非常に大事な要素です。 

唾液が分泌されることのメリット

唾液が分泌されることには多くのメリットがあります。 

まず、口腔内の清潔さを保つことで虫歯や口臭の予防に役立ちます。 

また、唾液に含まれる抗菌物質や消化酵素が口腔内の細菌やウイルスを抑制し、食物の消化を促進します。 

さらに、唾液は食べ物の咀嚼や飲み込みをスムーズにし、口の中を湿潤に保つことで快適な食事ができるのです。 

唾液の分泌が悪いことで起きる弊害

唾液の分泌が悪いと、口腔内の清潔度が低下し虫歯や口臭が増える可能性があります。 

さらに、食物の咀嚼や飲み込みが困難になり、口の中の乾燥や不快感を生じることもあります。 

唾液は口内環境を保つために重要な役割を果たしているため、分泌不足は口腔健康に悪影響を及ぼすことがあるのです。 

唾液の分泌を促進する方法

​​ここからは、唾液の分泌を促進する方法を解説していきます。 

主な方法は以下の3つです。 

・咀嚼

・酸味のある食物の摂取

・水分補給を行う

どれも普段何気なくやっていることですが、意識して行うとなお良いでしょう。 

それぞれ確認してください。 

咀嚼

咀嚼は唾液の分泌を促進する効果があります。 

食物を咀嚼すると咀嚼筋が刺激され、脳からの指令により唾液腺がより活発に働きます。 

咀嚼により唾液が分泌されると口の中が湿潤になり、口腔内環境が改善されます。 

また、唾液に含まれる消化酵素も活性化され、食物の消化をサポートします。 

咀嚼は食事を楽しむだけでなく、口の中の健康維持にも役立つ重要な行為です。 

酸味のある食物の摂取

酸味のある食物の摂取も、唾液の分泌を促進する効果があります。 

具体的には、レモンやヨーグルトなどの酸味のある食品を摂取することで、唾液の分泌を促進することができます。 

酸味が口の中に触れると唾液腺が刺激されて分泌される唾液量が増え、口内が湿潤になり、口腔内のバランスが保たれるわけです。 

さらに、唾液に含まれる酵素が食物の消化を助け、口臭の予防にも役立ちます。 

水分補給を行う

水分補給を行うことは、唾液の分泌を促進する有効な方法です。 

十分な水分を摂取することで、体内の水分バランスが整い、唾液腺が適切に機能します。 

水分補給によって口内が潤った状態を維持し、口腔内の環境を良好に保てるでしょう。 

また、水分補給は体全体の健康にも重要であり、唾液の分泌だけでなく、全身の代謝や排泄機能にも影響を与えます。 

唾液の分泌が悪い時に考えられる病気

唾液の分泌が悪い時に考えられる病気として、口腔乾燥症が挙げられます。 

口腔乾燥症は成人のおよそ1/4に見られる、唾液の分泌が低下し口内が乾燥する病態です。 

口腔乾燥症の主な原因には、自己免疫疾患やストレス、薬物の副作用などがあります。 

早期の診断と適切な対策が重要です。 

虫歯を予防するための習慣

虫歯を予防するためには、まず正しい歯磨きを行うことが重要です。 

歯ブラシを正しい角度で使い、歯と歯茎の間のプラークをしっかりと取り除きましょう。 

また、糖分を控えることも必要です。 

とくに粘着性の高いお菓子や甘い飲み物は虫歯の原因になるため、摂取を控えましょう。 

 

さらに、定期的な歯科検診も重要です。 

症状やリスクを早期に発見し、適切な治療やアドバイスを受けることで、虫歯の予防につながります。 

正しい歯磨き、糖分の制限、定期検診の習慣を身につけましょう。 

 

【関連記事】歯の磨きすぎはよくない?正しいブラッシング方法も紹介

虫歯予防には唾液が鍵となる

今回は、虫歯予防に重要な唾液の分泌について解説してきました。 

唾液には口腔内を洗浄し、酸性を中和する働きがあります。 

また、唾液に含まれる鉱質成分は歯の再石灰化を促し、虫歯予防に効果的です。 

しかし、口腔乾燥症などで唾液の分泌が減少すると、細菌の繁殖が進み、虫歯のリスクが高まります。 

良好な唾液の分泌を促すためには、水分摂取やよく噛むことなどが有効です。 

虫歯予防には唾液の分泌を意識しましょう。 

 

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この記事を監修した人

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医療法人社団ルーブル 理事長

水谷 倫康

愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。

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