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歯がグラグラする原因と痛みをともなうときの対処法について

歯がグラグラすることに悩んでいる方に向けて、原因と対処法をご紹介していきます。

歯がグラグラすると「さらに悪化するかも?」「歯が抜けてしまうのでは」と、恐怖を感じるのではないでしょうか。実際に歯のグラつきが進行して、歯が抜けてしまう可能性はゼロではありません。

そこで今回の記事では、歯がグラグラする主な原因と適切な対処について解説します。参考にしていただければ、なぜグラついているのか、適切な対処法とともにおわかりいただけるはずです。

 

歯がグラグラする原因

歯がグラグラするのは「歯周病」が原因かもしれません。

実は35歳以上の方の約80%が歯周病だとされています[1]。進行度合いの差はあっても、ほとんどの方が歯周病だと言えるでしょう。歯周病が進行していくと、顎の骨が溶かされるため歯がグラグラしてきます。

進行するほど歯のグラつきが大きくなっていくため、歯を失わないためにも早めの対処が必要です。

歯周病の特徴について、さらに詳しく見ていきましょう。

【関連記事】歯周病が手遅れになったときの症状とは?セルフケアで予防はできる?

歯周病の特徴

歯周病とは、歯周病菌によって少しずつ顎の骨が溶かされていく病気です。初期段階では自覚症状がほとんどありません。歯がグラグラする、歯茎から出血するなどの症状が見られたらすでに進行した状態です。

歯周病菌は血液中に入り込み、糖尿病や心臓疾患、誤嚥性肺炎などを引き起こすこともあります。口腔内だけの問題ではないため、できる限り早期に治療を始めることが重要です。

 

歯周病以外で歯がグラグラする原因

歯がグラグラする場合、歯周病が疑われます。しかし歯周病以外の原因も考えられるため、その他の原因についても知っておきましょう。

原因①一部の歯に力がかかっている

歯周病でなくとも、一部の歯に強い力がかかっていてグラつくことがあります。一部への負荷が大きくなると歯根膜へのダメージが大きくなり、歯を支えにくくなるためです。

たとえば歯並びが乱れていたり、歯ぎしりや食いしばりのクセがあったりする場合があげられるでしょう。知らず知らずのうちに、歯の土台に大きな負担をかけているのかもしれません。

原因②歯根が破折している

続いては歯根が破折しているケースです。歯の根元が割れてしまうと、歯は自分自身を支えられなくなってしまいます

歯根の破折はやはり食いしばりや歯ぎしりなどで起こることもありますが、事故や転倒などの外傷により起こることも珍しくありません。また進行した虫歯の治療や、神経除去の治療を受けた後も起こりやすくなります。

原因③歯根に膿が溜まっている

歯根の先に膿が溜まっている場合も歯がグラグラしてくることがあります。膿が溜まった状態を「根尖性歯周炎」と呼んでおり、進行した虫歯や根管治療の不完全さなどから起こる症状です。また歯周病の進行によって起こることもあります。

膿が溜まっていると歯の土台がブヨブヨと柔らかくなり、歯が浮いてグラつくことが特徴です。歯のグラつきとともに歯茎の柔らかさが感じられれば、膿が溜まっている可能性があります。

 

グラグラしている歯は自然に治る?

「自然に治るかな?」と思われる方もいるかもしれませんが、歯がグラグラしているのが自然に治ることはほとんどありません。

グラつきをそのまま放置していると、いずれの症状も進行して歯の脱落に繋がりかねません。自然に治ることもほぼないため、早めの治療が必要です。

 

グラグラしている歯が痛む場合の対処法

歯のグラつきとともに痛みを感じることもあるでしょう。痛みを感じると日常生活にも支障が出てきます。もしグラつきとともに痛みがあれば、次の3つの対処法を検討してください。

対処法1:できるだけ柔らかいものを食べる

歯がグラグラするなら、まずはできるだけ柔らかいものを食べるようにしてください。硬いものを食べると、歯の土台部分にさらに負担がかかります。柔らかいものを食べれば痛みも感じにくくなるはずです。

対処法2:鎮痛剤を服用する

鎮痛剤を服用するのもひとつの方法です。歯のグラつきはともかく、痛みはすぐにでも和らげたいものでしょう。市販薬でも構わないので、鎮痛剤を服用してひとまず痛みを抑えてください。

対処法3:歯医者を受診する

歯がグラグラして痛みがあるときの最善の対処法は、歯医者を受診することです。柔らかい食べものを食べていても、鎮痛剤を服用していても改善されることはほぼありません。

根本的な改善には治療が必要となります。歯医者を受診して治療を受けてください。

 

歯がグラグラするなら早めの受診を

いかがでしたでしょうか?この記事を読んでいただくことで、歯がグラグラする原因や対処法がご理解いただけたと思います。

歯がグラグラするときは歯周病が進行していることも考えられますが、その他の原因でグラつくこともあります。そしてグラつきは治療を受けなければ治らないことがほとんどです。

新宿の歯医者「新宿ルーブル歯科・矯正歯科」では、無料でカウンセリングを行っています。歯に悩みがあり歯科受診を検討している方は、お気軽にご相談ください。

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この記事を監修した人

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医療法人社団ルーブル 理事長

水谷 倫康

愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。

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